第二章 続けられそうですか?

第二章
 − 続けられそうですか? −

いかがでしたか?私の言った通りの事を守って山を歩いてみて、どんな事がわかりましたか?。

キット、騙されてとんでもない目に合ったと恨んでおられることでしょう(笑い)

エッ?気持が良かった!!ありがとう!!と素直に思われた方はもうこの先をお読みいただかなくても結構です。(お疲れ様でした。)

貴方は基礎体力もあり、何時かは勝手に山歩きを始められる力を持っておられた方です。(お元気で・・・)

さて、本論に戻りますが、今回山を歩いてみて無事山頂まで辿りつけましたか?途中で何回休みましたか?もう帰ろうと何度思いましたか?奥様(同伴者)に心配を掛けませんでしたか?足が上がらず息が切れて苦しくはありませんでしたか?アイツに騙されてこんな事するんでは無かったと後悔しませんでしたか?(笑い)

そして翌日から足が痛くて通勤の駅の階段を歩くのが苦痛だった方はもうリッバな“山歩き”候補生になられましたのでお祝い申し上げます。

私の言ったように午前中の山歩きをされてお昼には自宅に戻られたなら、その後ビールが美味しかったでしょう。そしてその後お風呂で足を良く揉み、早寝して夜はグッスリ睡眠が取れたハズですから翌日はスッキリとした見醒めが待っていたと思います。(確信を持って言えます。)。

どうです、休日の睡眠はタップリ取れるということを理解出来ましたでしょうか?

それにお天気の良い日を選ばれたなら普段見慣れない自然の中で景色や美味しい空気を胸一杯吸い、澱んだ血液も良く循環して体に溜まった悪い成分も汗と一緒に流れ去り気分爽快になった事は間違いありませんネ。

だから、夕食もさぞかし美味しくいただけたことでしょう。

そう思えば良いこと尽くめで何で今まで気が付かなかったのか?と思いませんでしたか?

エッ?それどころでは無い!!足は筋肉痛でおまけに肉刺が出来るは、奥様にはだらしがないのネと冷たい視線を浴びるはで亭主としての威厳が丸つぶれだったとお怒りですか?(ハハハッ)。

それで良いのです。

それこそ『自己を知った。』ことになるのですから。

もう、「昔は・・・」とか、「出来るハズ・・・・」とか、「私だけは大丈夫・・・」だとかの幻想に別れを告げ、今の自分を素直に認める事、それが一番大事なことなのです。

そうすれば、無理をせず気長にユックリと山と付き合って行けるはずですからネ。

−奥様は何とおっしゃいましたか? −

お日様に当たると日焼けして、もうこの年になると染みになって残るからイヤだわ!、都会へ行くのは楽しいけど田舎はネ〜ッ!、汗を掻く事なんて下品で私には似合わないのよ!、自然の中には虫がいるから嫌いなの!と言ったご返事が返ってきたのなら諦めましょう。

それは今まで貴方が結婚以来奥様をホッポリ出して仕事ばかりして来た報いですから・・・今更なにヨ!とそっぽを向かれたのです。

この修復方法は私にも分かりませんので別途ご自身でご検討下さい。(ご愁傷様です。)

ただ、貴方が健康に気を使い始めた事を前向きに捕らえて、これからも末永く一緒に暮らして行くことを望んでおられる奥様でしたら、そんな姿勢をどこか歓迎してくれているでしょうし、ご自身の健康とダイエットの為にも付き合ってくれるはずです。

さて、本論に戻りますが、この筋肉痛が取れて一ヶ月も経てばまた少し山を歩いてみたいと少し思ったのでは・・・でも習慣になるまでにはまだまだ時間が掛かるでしょう。

そうですネ12ヶ月に一度位こうして近くの山を歩いてみましょう。

そう決心するにはまだ勇気がいるでしょうが焦らずノンビリと構え一年位続けられれば何時の間にかそんなに苦しい思いをしなくなった自分を発見できるはずですから・・・・。

そうなると自ずから一年の四季を楽しんだことになり様々な季節の移ろいや自然の営みに触れることによりただ山を歩くと言う体力強化の義務感から開放され自分だけの楽しみを発見して次の段階に興味は移って行くことでしょう。

多くの方々はこの段階まで到達する事無くリタイアしてしまっているのかナッ??