登山道って下り優先?

 第一章

  − 先ず始めにすること −

 休みの日は何時も通り起きましょう。

 『いきなり何??』と、反感の目がこちらに向けられたようですネ。

 そう、休みの日なのですから体をユックリ休ませて、この一週間の寝不足を取り返さなくては休日の
 意味がないじゃないか!!とのご意見、まさしくその通りです。ですから無理をしてでも起きるのです。

 習慣は変えない方が通勤も楽ではありませんか?。

 そうです、その休日の半分、午前中を先ず体を動かす事から始めましょう。

 たったそれだけで良いのです。

 − 準備するもの −

特にありませんが、しいて言えば一応、年相応の健康体であること位でしょうか?

登山を始めるゾ!と言った心構えや道具を買い揃える必要は全くありません。

普段、身の回りにあるもので良いと思いますヨ。

最も裸と言う訳には行きませんので、簡単に書いておきます。

  服装・・・背広やパジャマでと言う訳には行きませんので普段着があれば、体が動かし易い服装で良い
        と思います。

             ゴルフウェアーでもジャージでも何でも良いんじゃないですかネ。
             最近流行の“チョイ悪親父のブランド物じゃなてもOKです(笑い)

   靴・・・ 流石に通勤用の革靴やゴルフシューズでは具合が悪いですネ。
            でも、いきなり登山靴なんて必要ありません。
             靴底が平(テニス・シューズみたいなヤツ)でなければ普通の運動靴、ジョギング・
             シューズ、ウォーキング・シューズ何でも良いと思います。

   ザック・・小物入れだと思いましょう!デイバックでも子供の遠足の時使ったお古でも何でも 
             良いでしょう、だって入れる物が無いのですから、両手が空けられれば良いのです。
             その中に、おやつと水筒(ペットボトル)にタオル(汗を掻くので)を入れて、オット
             後は小銭とバンドエイドが必要かナッ?

   小銭・・・チョッと歩いたご褒美が欲しい時用(ご褒美はそれぞれ違いますネ)

   バンド・エイド・・・・は靴擦れを起した時用(最初は良くある事ですから。)

          何しろ、変に意識せず道具にこだわらず歩いて見ることから始めて見て下さい。

 − 何処へ行こう??−

  サアッ出掛けましょう!と言ったって何処へ行けばいいのか?分からないってですか?

 そうですネ、今まで家庭を顧みず一所懸命働いてきて、ご自宅の周りの自然環境など考えたことが無かった貴方に は、手頃な山が頭に浮かばないのは当然でしょう。

 でも、ここでいきなり槍・穂高なんて言わないで下さい。(大笑い)

 もし、お子さんがいらっしゃる方でしたら小学校の時、お子さんが遠足で行った山が近くにあるはずです。

 そんな山は学校でも安全の為、チェック済みで比較的交通の便も良い所が多くお勧めですネ。

 先ずは低学年コースから歩いてみるとお子様が小さい頃に、ここを歩いたのかと思い、負けずに歩けるかも
 しれませんし、奥様が付き合ってくれれば話題に事かかないでしょう。

 『我が家は子供が居ないゾ!』とか、『転勤でこちらに来たばかりで分からない!』と仰るなら、
 お買い物ついでに商店街のオバサンに聞けば教えてくれますヨ。

  だって遠足前には子供達がおやつやお弁当を買いに来るし毎年の行事になっていますからネ。

 これで、数コースは候補が確保出来たことになり、後は近所の公園や名所・旧跡巡りでも何でも良いと思います。
  サアッ思い切って出かけてみませんか??

 エッまだ、分からない事があるのですか?

 −誰と行くのか?−(相談相手が居ない?)

  待って下さい。行くのは貴方自身ですし、パートナーは奥様です。

 不安で・・・・何を今更言っているのですか??もう分別のある、世の中の裏も表も知ってきた大の大人が

 情けない事を言わないで下さい。

 仕事は立派にこなしてきたとの自負があるなら、自分で決めれば良いことでしょう。

 山歩きの第一歩は会社名や名刺の力は通用しません。これからは貴方自身の判断と計画で進めて行くのです。

 『でも・・・・。』納得できないようですネ。

 ここで、多くの方が間違うのが安易に人に頼ることです。

     間違いその一、

有名登山家の本や登山入門書を買ってきて参考にする。

ついでに、それらのガイド・ツアーに申し込む。

× いきなりそんな事考えると必ず行き詰りますヨ。

  だいいち、自分が想像する以上に体力は落ちているのですから最初から無理は禁物です。

     間違いその二、

何処かの「歩こう会」とか「○○山の会」とかの会員になろうとする。

または身近な経験者にアドバイスを求めて連れて行ってもらおうとする。

× 会員数を増やすことしか考えて無い所が多く、お節介のかたまりと思ってください。

  そんな所へ貴方がノコノコ出かけて行けばあっという間にお揃いの道具を一式買わされて

  お仕着せのコースへ連れ出されてしまいます。

     間違いその三、

登山用品専門店でアドバイスを受けてそこ主催のツアーに参加しようとする。

× それこそ間違いなく、頭の天辺からつま先までブランド品で飾られますネ。

 これらを全て悪いと言っている訳ではありませんが、まだ貴方がそれらに頼る場面ではないことを
 頭にいれておいて下さい。

 何故なら、自分の意思で行動する気持こそが“山歩きを楽しむ”と言うことの根本的な姿勢、『自己を知り』、
 『自ら計画し』、『自分で判断する』と言う最も大切なことを放棄してしまうからです。(笑い)。

 これらのに係わる人々は一見親切で、頼りになりそうですがどれもこれも貴方の事など真剣に考えて
 くれませんヨ。

 極端な言い方をすれば、貴方の身柄と懐を狙っているだけなのですから・・・。(ハハハッ)

 <必ず守っていただきたい事>

       お天気の良い日を選ぶ事。(天気予報が行楽日和と伝えている休日)

       半日行程とする事。(午前中だけで帰ってこれるコースを選ぶ)最初から一日コースにしない。

       標高差は300m位の山を選ぶ。(上り1時間半、下り1時間位のコースが理想)

 

     標高差とは山の高さでは無く、登山口(歩き始めの位置)と山頂との高度の差です。

  おそらく、選んだ山は多くの人が訪れるので観光用の地図やパンフレットがあるはずですヨ。

  地元の観光協会か村役場に問合せをすれば送ってくれますし、交通機関でも配布しています。

  PCがお使いになれればインターネットで検索しても沢山入手出来るはずですが・・・・。

  地図ですか?ウ〜ムこの段階では買わなくても良いでしょう。

 エエッ?まだ寒い!(暑い)からもう少し暖かく(涼しく)なってから・・・にしたいですって?

 季節なんて関係ありません、どのシーズンから始めるのが良いか?なんて考えてないで、思い立ったら

 直ぐ実行!それだけです。

 サ〜ァこの次の休日にお天気が良ければチョッと無理をし早起きして、奥様を誘って出かけてみませんか?。

 キット、そんな貴方に“山歩き”は新しい何かを教えてくれるでしょう。